クラゲと聞くと刺されると痛い、毒針を持っているとイメージがありますが毒針を持っていないクラゲがいます。ゾウクラゲは美しい透明な体を持つクラゲです。その名前は、その傘の形が象の耳に似ていることからきています。
しかしこのクラゲは巻貝の仲間で一般的な毒針を持つクラゲではありません。ゾウクラゲは巻貝の仲間なので小さな殻を持っていますが、ゾウクラゲの中には殻が無いハダカゾウクラゲもいます。
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長い吻(口)を持っているので、まさにゾウのように見え、海中でゆっくりと漂い、触手を伸ばしてプランクトンや小さな魚を捕食します。
ゾウクラゲは全世界の温熱帯海域に分布し、日本の黒潮の影響のある太平洋側でも普通に見られます。
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ハダカゾウクラゲは体がクラゲのように透明のなで、外敵から身を守ることができます。
ハダカゾウクラゲは巻貝の仲間なのにクラゲとは不思議な名前でややこしいですね。
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その他にもヒトデなのにモミジガイという名前のヒトデがいます。
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