夏の時期は海水浴シーズンでクラゲに刺される事故が急増します。
最近沖縄でハブクラゲに刺された重体になったと言う報道がありました。
ハブクラゲは熱帯性の箱クラゲで傘高は10~15センチ、伸縮する触手は1.5メートルにもなります。
また強力な刺胞毒を持ち、刺されるとミミズ腫れになります。
もしハブクラゲに刺されたら酢(食酢)をたっぷり掛け、触手を取り除き
氷や冷水で冷やすことが必要ですが、毒性の強いカツオノエボシでは
逆効果になるので気付ける必要があります。
よく見かけるアカクラゲは毒が強い。
もしクラゲに刺されたら次の3つの市販薬が役の立つと思います。
1 炎症・かゆみを抑える
クラゲに刺されると、刺された部位が赤く腫れてきます。
炎症を抑えるステロイド成分と、かゆみを抑える抗ヒスタミン成分を併せ持つ配合剤で症状の軽減。
2 強いかゆみを抑える
毒性の弱いクラゲでも、かゆみが出る場合もあります。
小さい子でも使うことのできるかゆみ止めの塗り薬で症状を軽減。
3 痛みを抑える
毒性が強いクラゲに刺された場合には、痛みが数日間続くこともあります。
この場合も鎮痛薬の服用で痛みの軽減が期待できます。
これらの市売薬はクラゲだけではなく虫刺されにも有効なので
山、キャンプに持って行くことをお勧め。
ハブクラゲの毒は最も強いので沖縄の
海で泳ぐときはくれぐれも注意しましょう。
ダイバーはウェットスーツを着ているのでクラゲに
刺されるリスクは低いのですが、海水浴に来た人は
リスクが高いと思います。